ぐるぐる

日記

2/4日記

今日はなんと!ブンゲイドンジャラのアンソロジーできさめさんが私のマイクロノベルを選んでくださった。とても嬉しい。自分の作品はどうしても見慣れたものだから通して読んでいても浮いてるように感じてしまうけど、実際どうなのだろう。私の作品は割とふざけたというか、すっとぼけみたいな感じだから他のしっかりした重さのある作品に比べて軽い気がする。フランス料理のグラニテみたいな感じで置かれてるんだ、と好意的に考えるようにします。自分に自信がないことを嘆くより、選ばれたことを喜ぼう。

それにしても、この企画おもしろい。組み方は千差万別なはずなのに被ってる作品も多かったりするけど、被ってる作品もアンソロジーだから前後の作品の文脈で帯びる色合いが変わるから良い。私が組んでもらったアンソロジーは「ブンゲイ此岸」という名前で、名前からして素敵。そして私好みです。彷徨えるユダヤ人みたいな雰囲気がある。もちろんユダヤ人は関係ないけれど。他にも鞍馬さんの「恋の行く末」も、恋ってこうだよね、と初恋を思い出すような抒情漂う感じが好きです。「春秋別れ」「春にして君と別れ」はふたつとも別れがテーマになっていて、同じ作品を選んでいる確率も高かったような気がする。季節は別れがつきものだものね。テーマとしては選びやすいのかもしれない。恋と季節も重なる部分が大きい。春は出会いの季節とか、ひと夏の恋、とか季節にまつわる恋の小説を書いてみたりもしたいな。

考えてみると、季節プラスなにか恋なり別れなり、ある程度わかりやすいテーマが作品から読み取れるものの方が選ばれる確率が高いのかもしれないね。そういう風に戦略的に書いてる人もいたんだろうな。私はそこまで考えてなかったけど。なんなら私のマイクロノベルは、冬が寒すぎて炎上でもすればあったまるんけ、と半ばヤケクソに考えてて、あ、これ作品としていけるかも、と思って即興で書いた。情報通、とか胡散臭くていいなと思っていれたし、楽しかった。

あと思ったのは、アンソロ組むのめちゃくちゃ楽しそう、ということですね。自分が好きな作品を系統立てて上手い具合に並べる。それを考えるだけでわくわくする。くぅ、やればよかった。

 

久しぶりにコロナの感染者数も2万人を割って19798人。毎日記録をつけてるから日々の感染者数を大体把握できていて、ここらへんがピークなのかなと思ったりもするけど、まだわからないか。先週も似たような感じだったし。土曜でも17000人くらいで、あまり減らなかった。でも、そろそろ減るかな。さすがに一万人超えたあたりからやばいと思う人増えただろうしね。