ぐるぐる

日記

1/17日記

今日の東京の感染者は3865人。昨日よりは減っている、でも、明日から増えるんだろう。今週中に5000人は超えると予想しているけど、どうだろうか。蔓延防止措置が出たから、ひとまず緊急事態宣言は出ないということか。緊急事態宣言出したほうが効力もあっていいと思うんだけどな。すでにこれだけの人数が感染してるんだから、もう後手に回ってると言ってもいいはずなのに。どうしてこうも行動が全て遅いのか、理解に苦しむ。早め早めの防止策を講じないと意味がないだろうに。やりきれない。

 

そういえば、今日ふと小説がはじめて誕生した瞬間について考えていた。小説の定義は難しいけれど、とにかく何かに書きつけられた文字列の塊としたとき、それは確実に書き手が先にいて、読み手が生まれることになる。いまの私たちは絶対に読み手スタートだけど、最初期においては、書き手の方が先だったはずだ。そう思うと不思議だと思う。口伝のものを書き記した、というのもあるだろうけれど、なにかを文字として刻み誰かに伝えようとした人がいたことは奇跡のようだ。その最後尾に私たちはいるわけだ。Twitterは文字の川が常に流れている状態だからつい流し読みしてしまうけど、そこにはひとりひとり書き手があるんだななどと思った。書き手というとなにか特権的なもののように思えるけど、もっと普遍的だと考えると、それもそれで面白い。文字を書いて、それを一つの塊として拵える。それで小説が生まれたりするわけで、小説ってなんなんだろうと改めてわからなくなる。みんな自分の小説の形が見えているのかな。私にはときどきわからなくなる。というか、ほぼわかってない。文字列が意味をなさなきゃいけないこともたまに嫌になる。そこに、ただそこに存在するだけでテクストの存在は固定されるのに、そこに序列がつけられること、そしてつけることの傲慢さ。それを忘れたら私は愚劣になってしまう気がする。テクストはそこにあればいい。その巧拙を気にすることは、最終的には自己満足だから。自己満足。そう、思っていいのかもわからない。わからないことだらけだ。わからない、わからない、わからない。