起きたら1時前で、そこからさらにベッドでゴロゴロしてたら2時過ぎだった。ほんと何してんだろうね。そこから家事一式を毎週のごとくやり、映画が観たかったので、夕飯を買ってきて観ながら食べた。『悪人』を観た。面白いっちゃ面白いけど、そんなに心に残るほどのものじゃなかったかな。微妙にひっかかるところがあった。演技ってよりそこ必要だった？ってのとか、登場人物の動機とかに関するところ。弱いわけじゃないけど、伝えきれてない感というか、説得力の薄さがあった気がする。物語の筋が決まっていて登場人物がそれに乗せられている感じかな。という感じで、若干満足しきれない部分があったので、『ちょっと思い出しただけ』をもう一回観た。やっぱり好き。面白い。2回目観ると細かいところに色々気づけて、作り込みがあるなあって思う。色々なものから登場人物の性格が読み取れたり。あと、公園で妻を待ち続ける男の人だけが、一個の変わらぬ(変わるけど、変わらない)点というか、観ている人にとってのランドマークとしてあって良い。いい配置だと思う。この人だけがメタ的な存在としてもありうるのが好き。そうか、観ている人と同じ立場に立っていると解釈ができるんだ。だから良いんだ。あの人がいることで安定がうまれている。いいなあ、うん。良い映画。好きな映画は？って聞かれたらいまは100%ちょっと思い出しただけって言う。そのくらい好き。
