久しぶりに小説を読んでいます。柴田勝家の「アメリカンブッダ」という短篇集。すべてを読み切っていないですが、『雲南省スー族におけるVR技術の使用例』がやっぱり傑作すぎる。私はこういう作品大好きですね。学術調査されたスー族という中国の少数民族がVRを使用して生活している、それを学生に紹介というのが大まかな流れですが、最後まで読めばスー族と読者が大した違いはないんじゃないのか、というある種のメタ的視点に立たされる。その具合も大袈裟すぎず、自然で良い。紹介されるスー族のいくつかのエピソードはどれも面白いし、リアリティがある。突飛すぎず、小説内でのリアリティの担保のされ方が上手いですね。こういう短編、もっと読みたいですね。
小説の続きを書いていたけれど、昨日以上に進まない。なんというか、小説が方向性を導き出してくれないような感じ。見切り発車で進めすぎたのかもしれませんね。大まかなプロットだけでも作るべきか。まだ締め切りには間に合うから、どうにか明日あたりに方向性を大まかにでも決めないとちょっとまずいことになりそう。リハビリのつもりだったけど、これは難儀しますね、、、がんばる。
7899人。先週よりはわずかながら増加。先週は木曜土曜以外全て前週より増加していた。新たな感染爆発かな。ニュースを見ていると渋谷あたりは人もごった返しているようだし、感染者は続々と増えていることでしょう。
