気づいたら今月もあと少しで終わってしまう。まだ3冊しか本を読めていない。どれだけの時間が仕事に奪われているのだろう。インプットが足りないから当たり前のように小説のアイデアも浮かばない。帰りの電車で本を開いても気づいたら寝ていて、駅に着いている。今日も帰りに寝ていて、知らないおじいさんに脚を傘で叩かれて起こされた。終点だったから折り返しているところだった。ありがとうおじいさん。でも、濡れた傘で叩く必要あった？
三連休が二連休、つまり普通の土日と変わらない休みの日数になって、本当なら損をしているのに休めるだけありがたいという気持ちになっている。好きなだけ眠れることのありがたさよ。お腹が空いた時にご飯が食べられて喉が渇けば水分をとり、催せばお手洗いに行く。そういう当たり前の欲望を当たり前のように実現できることが限りなくありがたいと感じる。仕事に蝕まれた心は余裕を失い、些末なことで苛立ちを覚える。そんな自分に気づいて自己嫌悪の陥穽は深くなる。はやく元の生活に戻りたいね？
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