2がたくさんあって、なんとなく嬉しい日だった。仕事は相変わらずめんどう。水曜日が休みはさいこう。最近はずっとFINLANDSを聴いている。いちばん好きなバンドだ。正規メンバーはひとりだけど、精力的に活動してくれていて救われている。本当に素敵なバンド。唯一のメンバーはボーカルの塩入冬湖という方で最近結婚されて妊娠もしたらしい。めでたい。好きな人が幸せであることは嬉しい。FINLANDSの特徴といえば、そのうたごえだろう。高音がキュッと上がる。アコースティックギターで運指の際に弦と指が擦れるときに出るような感じ。もともとキーの高い声だけれど、その独特の歌い方が素晴らしく、それによって歌詞に切実さが乗る。キレッキレの激しいロック調の曲もあれば、バラード調のしみじみ聴ける曲も多い。アップテンポで最初から最後で駆け抜ける「call end」の爽快感。イントロから楽器の演奏を聴く楽しさにひたらせてくれる「サービスナンバー」は、まさにバンドの良さがサービスすぎるほど詰まった曲、けれど、あまりライブでは演奏しない。私はトップ3に入るくらい好きなのに。「electro」「ウィークエンド」は切迫した感情がメロディと歌声、歌詞と合わさった最高のナンバー。気怠さと低音の心地よさが混じった「sunny by」。失恋した夜に聴きたい曲「ひかりのうしろ」。「赤い糸で辿れないならば オレンジの糸で誤魔化して」という歌詞が印象的な「Hello Tonight」。全部の曲について書きたくなってしまうほど、好きだ。これから毎日一曲ずつ書いていこうかしら。
東京は今日もこのな感染者11443人とまだまだ多い。電車の人もそれなりにいるし、あまり減ってないのに人出も減らず、終息が見えない日々がくるしい。はやくなんの後ろめたさもなく外出したい。誰かを巻き込んでしまう可能性を常に孕んだ状態で行動するのはあまりに精神にくる。
