ぐるぐる

日記

1/7日記

仕事を終えて福島から帰ってきた。来週の火曜にはまたあっちに向かうことになる。仕事で身体がバキバキになっていたから、湯船にゆっくり浸かってストレッチをした。ここ1ヶ月くらい首にむち打ちのような痛みが続いていて、ゆううつ。首の痛みはこわい。肩こりが原因かと思って入念に身体をほぐしたりしていたけど、一向に回復の兆しが見えない。油断したときにくる痛みに声が出る、大きな痛みではないけれど、じわじわとこころが蝕まれている感覚。整体などに行ったほうがいいんだろうか。経験がないからどの程度改善されるのかもわからない。

 

コロナの感染者が今週で爆発的に増加し、東京では千人の大台も目前らしく不安になる。少しずつ外出の制限を自分の中で緩めはじめた矢先のことだけに、出鼻をくじかれたようで嫌になる。嫌になることばかりだ。

 

金曜ロードショーで「千と千尋の神隠し」が放送されていて、帰宅した時にはもう30分以上経っていたけれど観た。昔は面白いなあと漠然と思っていたのが、要素や構成、技法などなんとなくわかるようになって解像度があがり一層楽しめるようになった。思えば今年に入って観た「もののけ姫」あたりから映像作品の見方がわかるように、少しずつだけどなってきた気がする。映画は長編小説のような見方をすると読み解けるものがある。

 

お風呂に入りながら小説のことを考えていた。短編と長編は当たり前だけど書き方が違うし、見せ方も速度も違う。そこのあたりがすこし掴めるようになってきたかもしれない。こればかりは書いてみないと判断がつかないし、想定通りの感覚と異なる可能性も大いにある。でも、試してみたくなった。三連休と平日の夜に少しずつでも進めてみよう。新しいアイデアも浮かんだから、形にしたい。小説を書く人はどういうときにアイデアが思いつくんだろう。私の場合はお風呂に入っている時と本を読んでいる時が多い。書いている時はもちろん書きながら考えるから出てくるけど、それとは違う、0から1の瞬間。今度機会があったら聞いてみたい。