部屋の片付けが終わると夜に時間ができますね…新居初の平日夜にゆっくりできて狼狽えてしまった。なにをすればいいかわからず、本棚にある本をペラペラと読んでいた。その中で久しぶりに太宰治を読んだ。「新郎」。あんまり印象に残っていた作品ではなかったけれど、良かった。太宰の文体はやっぱりいいですね。リズムが綺麗。語りの速度が抑制されている。すいすい読める感覚があるけど、決して読む速度はあがってなくて、可読性の高さを感じる。大好きな作家だけに贔屓目で見てるって自覚はあるけど、それでも素晴らしい。こういうふうな小説を書けたことは一度もないな。今度書いてみよう。文藝の短編賞もあるし、BFCがはじまる前に書き出しくらい何個か書いておきたいな。あと数日、なんとかやってみよう。
あと、本当にゴミ箱買わないと。かなり不便だ。あったかいスリッパも。もこもこの靴下を履いていても冷気が貫いて足を冷やす。これから先を考えたら買わないわけにはいかない。
1735人。
