ぐるぐる

日記

1/28日記

東京、今日の感染者数は17631人。とどまることを知らない勢い。久しぶりに出勤の時間帯に都内の電車を利用したが、やはり人は減っていて、まぁそりゃそうなるよね、という感想。当たり前のことだが、なんとなく薄ら寒い感じ。目に見える数字にならないと実際の感染対策に乗り出さないのは安直かつ愚かだなあと思う。私は職業柄どうしても出社しないといけないことも多く(と言ってもできるときは在宅するよう上司とも話している)仕方なしに外に出ているが、本来出たくなどないのが本音だ。その中で、満員電車のストレスからの解放は副次的な恩恵だ。コロナに直面してからの満員電車は、元々あった見ず知らずの他人との接触とその窮屈さによる身体的な拘束と苦痛に、その他者がウイルスを持ち運んでいる可能性への不安と恐怖が加わったことで更なるストレス要因になっていたことは間違いない。感染爆発が人出の抑制に繋がって満員電車の発生を防いでストレスの軽減へ寄与することの皮肉さよ。

 

福島でお土産を買ったので、少しだけ友人と寒空の下話した。お土産に買ったのは「いかにんじん」「鮭の紅葉漬け」「韃靼そば茶」「あん肝の味噌漬け」だ。「いかにんじん」は福島でも有名なお土産で、醤油漬けされた細切りのにんじんとスルメが美味しい。組み合わせとして不味くなりようがない。おつまみとしても人気の品だと思う。福島ではお土産屋さんで見た限り、醤油漬けを「りょうぜん漬け」と呼び習わしてるようだった。牛蒡や大根、胡瓜などもあってどれも美味しそうだった。「鮭の紅葉漬け」は生鮭が通常刺身で出される大きさの半分くらいで米麹に漬けられている。鮭はねっとりした食感になって、塩味が強めなためご飯のお供あるいはこれもおつまみとして最適だろう商品だ。「韃靼そば茶」は私自身は飲んだことがないが、ある成分が(その成分がなんだったかは失念した)通常のそば茶の100倍のあるらしい。美容にも良いらしく、味も濃く美味しいらしい。友人に以前お土産を選んでいた時になんの気なしに買ったら、その後絶賛していて今回別の友人に買うことにした。その友人は朝晩に温かいお茶を急須に入れて愉しんでいるというから最適だと思った。そして最後、「あん肝の味噌漬け」だ。今回、挙げたお土産の中で唯一自分の分も購入した品だ。別名「海のフォアグラ」とも呼ばれるあん肝を、お土産を買って帰った友人含め私たちは非常に好んでいて、飲食店で品書きにあると必ず頼む。となれば、買わない手はない。喜ぶこと必至の品だと思った。実際、今日渡したときにはいちばん反応が大きかったように思う。人になにかを贈るのは楽しい。贈るもののセンスが問われるが、私はそういうときにやってやろうと燃えるタイプの人間なので、自然お土産選びに身が入った。そして熟慮した結果の品を渡す瞬間のわくわく感。喜んでもらえたときの嬉しさもひとしおといったものだ。これだから、お土産はやめられない。またどこか地方を訪れたときには買って帰ろうと決意した次第である。ひとまず、明日は自分の分のあん肝を食そうと思う。楽しみだ。