今日は一日中家事に追われていて、ほとんどゆっくりする暇がなかった。溜めこむからいけないんだろうけど、こまめにやるのも面倒だ。SFだとよくある家事代行ロボットみたいなものが早く開発されて、全世帯に普及すればいいのになあ、と思わずないものねだりをしてしまう。でも、今日はBFC3でご一緒した鞍馬アリスさんのスペースを聞けたから良かった。
鞍馬さんのお話作りの話はとても勉強になる。当たり前だけど、やっぱり丁寧に作られているんだなあと思う。鞍馬さんは安定した語りと発想の面白さが魅力だと私は思っていて、お話作りにおいてどう作っているか、それをうまく言語化できていた。すごい。自分はそんな風に書いた小説を説明できるのかな。感覚で書いていないか。たぶんこれは推敲にも繋がるところだ。自分の書いたものの意図を理解できていなければ、よっぽどの天才でない限り、良い小説は書けない。推敲にも色々種類があるだろうから、他の人の推敲の仕方を聞いてみたりもしたい。
他に参加者がいなかったから鞍馬さんを私一人が拘束する形にしてしまって申し訳なかったけど、たくさんお話できて色々とやらなきゃいけないことが見えてきた気もする。会話ももっと上手くなりたいな。鞍馬さんはお喋りがお上手で、私がどんなことを話してもそれに乗っかって返してきてくれる。引き出しの多さも小説のうまさに繋がっているんだろう。
学ぶことが多かった。本当に見習わないといけない。たくさん小説を書いて、自分の色というか武器たりうるものを見つけていきたい。得意分野を作らなきゃと思う。手癖で書けるようになるのとは違うけれど、ある種無意識でも技巧を使えるところまで、まずは辿り着きたい。
